『ふたりはプリキュア』 第10話 「ほのか炸裂!素敵な誕生日」

つーことで、今週はほのかすぺしゃるだったわけですが、


これじゃすぺしゃるでもなんでもないよー。・ ゜・。* 。 +゜。・.。* ゜ + 。・゜・(ノД`)


大体今週のお話のポイントである“ほのかのお誕生日”っていうのがほとんど関係ないじゃんよー!
お誕生日ネタのキーワードといえば“プレゼント”。
今回のお話は普段娘に会えない“両親からのプレゼント”というものと、友達である“なぎさからのプレゼント”というものに重点をおいたお話であるべきなのに、強盗団の悲哀に焦点を置くっていうのが意味判らん。


“ほのかのお誕生日のお話”でしょ?
なんで強盗団の身の上話で幕閉じなきゃいけないのですか?
それって誕生日となんか関係があるんですか?
これだったら別にお誕生日の時の物語である必要が無いわけで、急にご両親が「娘(ほのか)に会いたくて帰ってきました〜」ってネタ振りで十分じゃないですか〜。


「一年ぶりに会ったお父様お母様と宝石店に出向き、そこで宝石強盗に襲われる」という流れは悪くないのですが、襲われた時のお父さんとお母さんのリアクションがダメダメ。
普通自分の娘が強盗に襲われたら、もっと狂ったように必死になるだろうに、なぜかそんな演出は
施されぬまま、ただ「娘に手を出すなー!」とか、窓枠から顔出して「助けてくださーい!」と言ってるだけでは、お父様お母様のキャラクターとしての魅力半減もいいところでしょう。


実際には手も足も出ない状態だが、必死に娘を助けようとする親というものを前面に押し出した脚本と演出にして欲しかったと思うわけで。
そうしないと“強盗に襲われる=一つ間違えれば命にかかわる”というシチュエーション自体意味をなさないじゃないですか。


そういう意味では宝石強盗もあんなお人よし3人組ではなくて、本当の極悪人という設定でよかったと思います。
ほのかがいつもの調子でお説教するがそんなことは全く聞かず、本格的なピンチに立たされた方が今回のシチュエーションの場合緊迫感も増して良かったと思いますね。


で、そういうところを踏まえつつ、ここから今回のプリキュア視聴感想文はちょっと(かなり?w)
妄想入り気味に書いてみたいと思います。
かなりドキュンなところもあると思いますが、戯言として受け止めておいていただけると喜。(´Д`;)
なるべくベースとなる部分を壊さないようにしているので、細かい部分での妄想っちゅうことで読んでいただけるとありがたいです。


押し入ってきた強盗団に立ち向かうほのかだったが相手は聞く耳を持たず、逆に「ぎゃあぎゃあとうるせぇガキだ!」とばかりに相手の怒りに火をつけてしまい更にピンチに!(ここら辺は子供向けに言葉をやわらかくした方が良いですな…(´Д`;))

その時そこに登場するゲキドラーゴ。
一撃で強盗どもをのしてしまう。(ここで強盗団は舞台から退場)
そしてゲキドラーゴと対峙するほのかの構図。
プリズムストーンをよこせ」と迫るゲキドラーゴに対し、ほのかはなんとか機転をめぐらして店内の宝石からプリズムストーンを探させるように仕向ける。
なんとか時間を稼いだほのかはその間に外部(まあこの場合、流れとしてなぎさに対してなんだろうが)に連絡をとろうとする。


悪戦苦闘しながらもようやっと出来上がったほのかへのプレゼントのアクセサリー。
そんななぎさが一息つこうと偶然つけたTVには事件現場からの生中継が!
そして画面に写ったミップルを見てほのかのピンチを知ったなぎさは家を飛び出していく。


やっと現場にたどり着いたなぎさだったが、今度は警官隊に阻まれて中に入れない。
「どうすればほのかの元へ…」
あせるなぎさの傍から聞こえてきた警官隊の
「換気ダクトがありますが、大人では入れない大きさで…」の話。
なぎさは小さく一言、「“大人では”入れないのね…(ニヤリ)」
そして店内。
ほのかに騙されたとわかったゲキドラーゴ。
怒り狂いほのかに襲い掛かるところで換気用ダクトの蓋を蹴破り登場するなぎさ。
「ほのか!」「なぎさ!」
喜びと限りない安心感を得たほのかの表情。
ふたりはカードスラッシュでプリキュアに変身。
ほのか中心の戦闘アクションを絡ませつつ止めにマーブルスクリューで決め。
ゲキドラーゴ撃破後店内に突入してくる警官隊。
床の上にのびている強盗団を逮捕して事件は解決。
そんな中、心配していた両親二人に抱きしめられるほのか。
そしてなぎさから手渡されるプレゼント。


「これほのかへのプレゼント。ご、ごめんねなんかこんなカッコ悪いものしかあげられなくって…」


受け取ったアクセサリーは確かに出来の良いものではなかったが、ほのかはぎゅっとそれを握り締め笑顔で答える。


「さっき危ない時に駆けつけてくれたなぎさ、とってもカッコ良かった。最高のプレゼントだよ!」


「い、いやぁ、あは、あはは。」
そんな言葉を聞いて頭をかきながら照れるなぎさ。


その光景を見て自分達の娘の成長を感じ取り微笑むほのかパパとほのかママ。


ラストはまた海外に向かう両親を見送りに空港へ。


両親は笑顔でほのかに
「ほのかには素晴らしいお友達がいるからパパとママは安心してまた仕事にいけるよ。なぎさちゃんと仲良くな(ね)。」


で、飛び立つ飛行機。
手を振るほのか。
そんでもって、エンド。


あー、ここまでで妄想おしまいー!ヽ(`Д´)ノ
ベタベタな展開だがこんな風なお話にしたんじゃ、ダメだったのかにゃー!


んで、ここからは普通にちょっとした感想。


前述のなぎさタンがほのかタンのためにアクセサリー作るところなんですが、なんですぐに出来が良いの作っちゃう流れにしたんでしょうかね?
ここはどっちかといえば出気が悪いものしか作れなかった方が、なぎさらしさが出て良かったのではないでしょうか?(これはちょっと妄想部分にかかってきますが)


ということで今回のお話は全体としては評価的に低いですが、なぎさが宝石店に入ろうとして警官に止められ、その後換気用ダクトから進入できるとわかってから、店内に忍び込むまでの間のシーンを想像して脳内補完すると結構燃え萌えなので、そこでかなりの+(プラス)評価をつけたいと思います。


やっぱなぎさはヒーローだわ。最高。愛してる。


あと散らばった宝石がマーブルスクリューに力を貸してゲキドラーゴを撃退できたという演出も評価が高いですね。
しかしゲキドラーゴはだんだんマーブルスクリューに対して耐性を持ってきてるのでしょうか?
来週あたりは本当にマーブルスクリューを(力ずくでw)破りそう。
そうするともしかして(破壊系の)新必殺技の登場ですか!?
やべぇ、ちょっと期待。w
そしてゲキドラーゴの「開けたら閉める」は名言でしたw
瞬間で読めたけど不覚にも笑っちまったよ。