『赤い衝撃』 第21話 「幻のお父さん 私の命を助けて下さい!」

大映ドラマの全盛期はいま観ても面白いのぅ。
今日の話は“例の”旅客機内緊急手術の回。
何度も観て、オチを知っていてもハラハラドキドキ感は変わらず。


大映ドラマは確かにいま観れば物語りの展開が唐突だったり設定がドキュンだったりと、いろいろツッコミどころ満載で考えてしまうところもあるが、それを補ってもなお有り余る面白さというものを画面から放っている。
これは製作に携わったスタッフ全員の情熱と技術、演じる役者の深みのある演技のおかげ、そしてためらうことなく大映ドラマのテーマである“愛”を全編に語っているからであろう。


機内手術を行うことを中島久之(大山豊役)に説得する宇津井健(江崎役)の演技は、いま観ても迫力がある最高のシーンでした。


もう何回目かわからんぐらいに観てますが、ラストの「ネジが〜」のシーンでは相変わらず涙が溢れそうになりましたよ。


ん〜、やっぱ名作だわ。


ただ気になるのは今回の再放送はCMの回数が異常に多いこと。
こうも山場のシーンでブツ切れだとテンションの維持が難しい。
なんだおい、DVD買えってか!?