免許更新

自分は比較的、車には乗っている方なのですが、ありがたいことに事故や大きな違反などは無かったので、近場のセンター(うちは都庁)で更新できるらしく、午後からブラリブラリと行ってまいりました。


えー、まぁ当たり前な話、お役所が不特定多数の人間を相手に処理するわけで、手続きは完全な流れ作業。
さながらベルトコンベアーに乗って
屠殺場に向かう豚や牛になったような気持ち
でした。


で、あいかわらず交通教則のビデオを観させられるわけですが、今回観させられたのは“無謀運転をしまくった挙句事故って死んでしまった主人公が、霊界の門前でいままでの行いを悔い改める”という、


ようは「スカイハイ」


もちろんこれには
釈由美子が出てきてくれて、メカゴジラに乗って交通違反者を懲らしめてくれる
ということも無いわけでして。


まぁ、内容についてなんですが、主人公は、見通しの悪いところで周囲を確認せず発進したり、スピード違反したり、わき見運転してじーさん轢きそうになったりする暴走ドライバー。(一児のパパさんなんですけどね)
で、最後には運転中に携帯電話で話をしていて他の車とぶつかって事故死、と。


で、霊界の門前で天国行きか地獄行きかの選択で裁かれ、最初は「俺は悪くない」という考えでいた主人公が、色々な事象をプレイバックして見させられていくうちに最後に反省したことによって天国行きとなるわけですが…


ちょっとまて!どう考えても地獄行きだろ、こいつ!


普段から危険運転しまくっていて、死んでから改心したからって天国に行けるなんて思ったら大きな間違いだぞ!
しかも相手は半身不随で会社を辞めることになり、その長男は大学進学を諦め働くことになったという被害者家族の悲惨なおまけ(?)まで付いているのに。
実にお前死んで当たり前!っていうか他人巻き込まずにひとりで死ね!バカ!というようなものでした。


まぁ最後の最後には夢オチで終わるんですけどね…_| ̄|○


“針のムシロ”とは言わないが、
鉄束子の座布団に30分間正座させられているよう
でした。


ちなみに自分が「こんなの流すぐらいならプリキュア流せよ、プリキュア!」って心で叫んでいたのは、どれみのナイショ!(爆)


んで、こっからは真面目な話、今回免許の更新やって改めてシステムを考え直した方がいいと思いました。


現状のように一回免許とってしまったら、あとは書類の手続きだけで更新できて車に乗れてしまうのは、やはり危険極まりないと思うのですよ。


今日もそうだったんですが、まぁ講習中寝てしまうのはやむをえんと思うのですが、教官が「配った教本はお家へ持って帰って、もう一度交通ルールを思い出して下さいね」「机の上に置いていったり、目の前のゴミ箱に捨てたりしないで下さいね」といってる側から


「放置&破棄」


手に持っていたマンガ雑誌は持って帰るのに…
そんな連中が2〜3人ほどおりました。


さらには「番号を呼んだ順番に免許証を取りにきてください」と言っているのにもかかわらず、我先に飛び出していき、「早くよこせよ!」って態度でイライラ待っている輩もいる始末。


まったくもって「なにそれ?(°Д°)ハァ?」ってかんじです。


こんなのがハンドル握って自分の周りを走っているかと思うとゾッとします。


今後の免許の更新方法は「筆記試験&教官がくっ付いての実地訓練」つまり免許取る時と同じ工程をふまさせて、再度適正および技能をテストした方がいいですって。


もちろんそうするとこっちも手間隙かかるしお金もかかる、国もめんどくさいことなんだろうけど、人の命とどっちが大事なのかと?


手間隙惜しんで危険ドライバーを野放しにするのと、面倒でもそういう試験を随時行っていって、ダメな奴は切り捨てていくのとどっちがいいのでしょうか?


まぁそれでも無謀運転とかする奴はするんでしょうけどね。
でもやらないよりはやった方がまだマシかと思うのですよ。


オイラはまだ人殺したくないし、そんなバカに殺されたくも無いですよ。


そんなことを改めて考えさせられた一日でした。