『ふたりはプリキュア』 第23話 「危うし!夏合宿の悪夢」

うほっ!Aパート面白い!


って言うか!って言うか!って言うか〜。
みんなのジャージ姿萌え!みんなのジャージ姿萌え!みんなのジャージ姿萌え!
ジャージ属性無いけど!w


やっぱ学園生活を中心にクラスメイト達とワイワイしながら物語が展開するというのが圧倒的に良いのです。
なぎさとほのかのふたりと、ドツクゾーンの刺客だけで物語を描こうとするとどうしても同じ展開「ドツクゾーンの刺客がプリズムストーンを奪いに来る→それを迎撃するプリキュア」という部分だけがループするだけで、彼女達を取り巻く環境説明(ふたりと対比するもの、人物や状況)が無い分、魅力が表しきれない。


各話にそれぞれクラスメイトや家族などのゲストキャラを出し、そのキャラクター達の性格性を中心に物語を展開させ、ふたりの置かれた状況・立場、周りの人物との関係性などを掘り下げ、そういう部分をきっちり描くことによって「外側から見たふたりのキャラクター」というものを見せていければ作品的にものすごく面白くなるはずなのに。


非常に当たり前のことなのだが、これが出来ていないのがプリキュアなわけで、いまではそれが魅力っちゃあ魅力なんだけれども(爆)


3クール目からはやはり振り出しに戻る(というか、舞台が光の園へ移行するのか?)ようなので、次こそは二人の魅力をさらに引き立たせられるゲストキャラやシチュエーション、細かい演技・演出に気を配りラストへ向けて突っ走って欲しい。


きっとこれから始まるプリキュアが本当の、真のプリキュアであるように、心から祈り、そして期待をしている。
「どれみナ・イ・ショ」に取られていたスタッフも帰ってくることだしね( ´ー`)y-~~


ここからは相変わらず細かいところのツッコミw
中学生の合宿で引率者が校長と教頭の二人、そしてOGの茜さんがひとりというのは少ないのぅ。
部の顧問とかいるわけだからここでゲストとしてでも出してくれると良かったかも。
最近微妙に影が薄いクラス担任のよし美先生を出すとか…w


で、志穂タンの行方不明事件はなんだったのでしょうか?www
もしかして停電したこととつなげて不吉な予感というものをかもし出すためだけ?
…まぁきっとそうなんだろうけど。

うーん、にしても山の神様とかネタを振ってるんだから、そこをキーワードにしてイルクーボの作戦と絡めていった方が良かったのでは?
そうでないと劇中にある、


「流れ星にお願い→この山にも神様がいて、願いを叶えてくれる→志穂が行方不明になった!→そして停電→神隠し(山の神様の祟り?)かも?→翌朝にも停電→湖が枯れ果てる→やっぱり神様の祟り?」


という部分が意味無くありませんか?
ならば、


「(願いをかなえてくれる)流れ星にお願い→この山にも神様がいて、願いを叶えてくれるらしい→志穂が行方不明になった!そして停電になった→神隠し(山の神様の祟り?)かも?→とりあえずこれは杞憂なことで終わるが(停電はイルクーボの仕業だが)翌日、湖が枯れ果てる→やっぱり神様の祟り?→イルクーボ登場→ジャアクキングは全ての世界を支配する神であると力説→そんなのは神じゃないとプリキュア→圧倒的な力でねじ伏せられ絶体絶命なふたり→そこで山の神様の手助け(いろんな偶然的事象として表現)そして流れ星という形でポルン登場→ふたりにNEWアイテムを渡す(プリキュアブレスレット)→形勢逆転でイルクーボを退けることには成功→だがホーピッシュだけは奪われてしまう」


などと「神=ジャアクキング」とつなげるイルクーボ側と「伝説として語られる山の神(自然や、地球-虹の園-の神)」の対比、そしてNEWキャラクター「ポルン」の登場とを絡ませた方がこれまた素直だったのでは?


意味不明の演出としては、枯葉に襲われる教頭先生もよくわからんかった…(´Д`;)
イルクーボが襲わせたのか?ならばその真意は?昼間にブレーカー直している教頭を襲う理由が見当たりませんが…


んで、メップルとミップルなんですけど、最近メチャクチャ鈍感になってませんか?
おかげで変な間(ま)でセリフが入るから違和感(というかウザさ)バリバリ。
相変わらずこんな細かい演出に文句つけてもしょうがないのですが、そんな邪悪な気配が感じられるとするなら前日の夜またはもっと早い段階でなぎさとほのかにそのことを伝えませんか?
寝ていたということか?とするならそういう描写を入れておくべきでは?
入れられなかったら入れられなかったであとでメップルのセリフで「昨日は寝てしまっていて気がつかなかったメポが、な〜んか邪悪な気配がこの周りに渦巻いているメポ〜」なんてこんな感じにでも説明できるし、逆にほのかあたりはなんとなくでも違和感を感じたらアンデッドサーチャーよろしくwミップルを起こして気配を感じるかどうか確認するということも考えられたのでは?


なんかそういう意味でもふたりとメポミポのパートナーとしての関係性が薄れているように感じるのですよ。
もっとお互いの役割、その連携をきちんと描くことに注意を置かないと、パートナーとしての役割を果たしているようには見えません。


んで、ここからは良かったところ。


バトルシーン突入前の
イルクーボ「気持ちだけでは何も守れないことを教えてやろう」から入る今回の目玉!


作画レベルが高い上に、ポイズニー姉さんのミラーワールド(仮)戦以来のスピードバトル!
観ていて気持ち良いのですが、今回も気持ちアップシーンが多いのがちょっと…
もう少しロングショットで全体の動きを見せてくれるレイアウトがあった方がエアマスターっぽくていいかなぁ。

あ、これプリキュアなんだから、これが「プリキュアアクション」ってことでいいのか。
うん、納得。
でも、エアマスターのあの“重力無視の闘い方(zero gravity action)”っていうのがカッコ良くて良かったんだけどなぁ…


イルクーボ「お前達はこの世の中に生きるものは、みんな平等だと思っているだろう」
ブラック「そんなの当たり前じゃない!」
イルクーボ「平等とは、一握りの優れた支配者のために生きる、残りの者達によって作られた言葉だ」
イルクーボ「つまり、その者たちの命のエネルギーは、すべてジャアクキング様のためにあるのだ」
ホワイト「なんですって!」
ブラック「あんたちょっと…いえ、かなりおかしいんじゃない!?人間舐めるのもいいかげんにしてよね!」
イルクーボ「どちらが正しいかすぐにわかるさ、いますぐにな…」


ここは取ってつけたような内容ですがまぁそれは置いといてw


その後放たれるPMS
このエネルギーチャージの合間に入るイルクーボの不適な笑みが、これはこの段階では視聴者にはPMSイルクーボが弾き返せるまたは受け止められるという自信の表れではないかというように見えるのだが本当は“PMSを撃たせることがホーピッシュ回収のための作戦の一つ”となっているという、ふたつの意味を持たせていた好演出。


些細でもこういう演出が入るか否かで、物語の引き締まり具合も俄然変わってくるものです。
「観ているものに意外性を感じさせる演出」そういうのがとても大事なのです。


そして遂に奪われるホーピッシュ!
いやぁそりゃいやでも盛り上がるでしょう!
来週からの展開に期待ワクワクもんですよ!


そして今回のもう一個の目玉はこれ!

志穂タンの「トレーナー後ろ前であわてて着替え直しシーン」!


プリチィなリアクションが蝶鼻血ブーもんだったということでサイコー!ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ


うおー!志穂タン可愛いー!
でもなんでトレーナーを脱いで次のカットになると着替え終わっているのじゃー!
納得いかーん!
ここはだなぁ、もっとこううわなにおするやめ(以下ry…)


さて来週は早くもプリキュアVSイルクーボ戦の決着なのか!?(´Д`;)
でも作画が微妙だぞイルクーボ!動きもやばそうだイルクーボ
いろんな意味でドキドキワクワク!(爆)


しかしナレーションがメチャメチャ最終回(または直前)っぽいのがにんともかんとも。
やはり仕切りなおしなのね…(´Д`;)